神宮 心のふるさと

こんにちは、パラーツの鈴木です。
日本人の心のふるさとと言われている神宮(伊勢神宮)を説明させて頂きたいと思います。

はじめに

日本の主な宗教は神道と仏教で、神道も仏教も普段の生活に自然に溶け込んでいるので、ほとんどの方は、取り立てて自分の「宗教」と感じていないかもしれません。私には、神道と仏教は本質的にどのような違いがあるのか分からない時期が長かったですが、最近読んだ本でやっと分かりました。仏教≒個人宗教、神道≒共同宗教と説明されていて納得しました。

仏教が、ブッダ(お釈迦様)の教えに基づいて、修行や祈り等を通して自分のライフスタイルを整え、救いや悟りを求めるのに対して、神道の祈りの対象は、神と自然です。神道は、自然崇拝(アニミズム)が基本ですので、共同体への意識が強いことを感じることができます。

先日、「伊勢神宮への道 神宮の智慧」というビデオを見て、伊勢神宮の価値や特徴を説明されていましたので、ポイントを紹介いたします。Prime Video等で見れますので、興味のある方はご覧ください。クオリティの高さと、なんとも言えない懐かしさを感じることができます。
それが、「日本人の心のふるさと」と言われる所以かもしれません。

神宮(伊勢神宮) 伊勢神宮の正式名称は「神宮」です。

伊勢神宮は、日本人の心のふるさとと言われています。それは、伊勢神宮の豊かな自然の中に身を置くことで、その清らかな雰囲気で身を洗われるような感覚になるからだと思います。

●時代背景

・一人ひとりが、自分の使命を果たすために歩みはじめなければならない時代である。

●特徴

・伊勢神宮では、自然の恵みと世界の平和を祈ってきた。
・伊勢神宮では、特別なことのない日常の連続性を大切にして、それを守り伝えるための知恵がある。
・伊勢神宮は、過去がしっかりとしているから、未来を示唆できる場である。
・伊勢神宮では、祭りを繰り返すことで、古くて新しい精神の型を守り続けてきた。

●メッセージ

・一人ひとりが一つになれば、とても大きな一つとなり、その絆は確かな未来を開く。

「一人ひとりの持つ尊い心の鏡をいだいて、心のふるさとである神宮を訪れてみてください。
自分で自分の答えと道を思い出すために・・・」

(動画:伊勢への道 神宮の智慧(要点)より)

伊勢神宮動画紹介

伊勢神宮の公式YouTubeには、心が洗われる動画がありますので、紹介いたします。
私は、心に元気がない時は、何度もこの動画を見て、自分の原点を感じ取るようにしています。
伊勢神宮の動画でしか感じることができない世界です。元気づけられます。感謝です。

神宮を感じる FEEL JINGU 4K

神宮を感じる FEEL JINGU 4K voi.2

神宮を感じる FEEL JINGU 4K voi.3

神宮を感じる FEEL JINGU 4K vol.4

神宮を感じる FEEL JINGU 4K vol.5

四季の営み SEASONAL ACTIVITIES

【伊勢神宮】しらべ -SHIRABE-

参考動画:伊勢神宮 公式YouTubeチャンネル(ISE-JINGU)
参考HP:伊勢神宮ホームページ

考察

伊勢神宮の歴史は約2000年、式年遷宮は約1300年の歴史です。この長い期間に渡り特別なことのない日常を一日も欠かすことなく続けてきたという事実と、過去がしっかりとしているから未来を示唆できるということに感動しました。あらためて歴史をしっかりと理解して未来を創造することが大切であることを感じました。

まとめ

base 自然崇拝・神宮を感じる

私が、伊勢神宮のYouTubeチャンネルから公開されている動画は何度も見て、日本の原点を感じ取るようにしているのは、日本と日本文化の原点を感じるためです。読者のみなさんも、感謝しながら、感じ取ってみてください。

参考文献等

参考文献 田中英道・岡島実:閉ざされた<戦後空間>を開く ミネルヴァ出版 2024.02.28

参考動画:伊勢への道 神宮の智慧

伝統・文化・伝灯
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管理人

 Amazon1位著者

●組織名称:パラーツ計画技術研究所
●名  前:代表 鈴木邦彦
●生年月日:1961年生まれ
●専  門:建築構法・建築生産
●資格 等:一級建築士
      監理技術者
      工学修士
      儀礼本科修了
      茶道文化検定

●ブログ運営の目的
このブログは、いままでの私の人生の中で、縁を頂いた専門・組織・分野での貴重な実務経験と学びを基にして、ワークプレイスに関連する技術的成果により後進や社会に貢献したいという想いで創業したパラーツ計画技術研究所のブログです。

各分野の先達や第一人者の成果も引用させて頂きながら「安心とゆたかさ」に関する基本的な実践方法を伝え、ワークプレイスの技術に関する論理的な基盤の一要素を構築することを目的にしています。

このブログの記事コンテンツには、建築以外の内容がたくさん含まれています。その理由は、建築に関する内容はワークプレイスを構築するためのひとつの手段にすぎないからです。私は、ワークプレイスには、多様な手段が必要であると考えています。

読者の方々の自らの活動の基盤として、記事コンテンツを活用して頂けると幸いです。健康を維持し、自らを育みながら、より良い成果を出して頂けるように、クオリティ高い記事コンテンツを目指します。

日本の歴史・伝統・文化を詳しく学び、よく理解した上で、アンデンティティを育み、根っこのあるものづくりとなるように心掛けて記事コンテンツをアップしていきますので、役立てて頂けると幸いです。

●学歴・職歴
1987年 明治大学大学院博士前期課程修了
1987年-1997年 建築士事務所
1997年-2002年 機械土木系事業会社
2002年- インテリア・什器系事業会社
2022年- パラーツ計画技術研究所
◇「建築・都市・土木・インテリア」という多様な実務経験
◇「開発・設計・監理・管理」という幅広い実務経験

●執筆(単著)
◇ワークプレイスづくり 安心とゆたかさのために

●執筆(共著)
◇群居29 特集X年目のすまい
◇SD別冊25 近未来実験集合住宅NEXT21 「部品3パート」
◇コンバージョン[計画・設計]マニュアル 「サブシステム・インフィル」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「ワークプレイスのリ・デザイン」
◇インテリアプランナー更新講習テキスト 「New NormalとWorkplace」

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