こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、「志」について説明いたします。
はじめに
「志」というと、心が向かうところ、こうしようと心に決めること等と解釈されますが、日常会話ではあまり聞かない言葉のように感じます。
私の幼少から学生の頃は、実際の戦争体験をお聞きする機会がありましたので、この「志」という言葉は、かすかに自分の中にあるのかもしれないと感じていて、私にとってとても大切な概念です。
このような感覚からか、例えば、霊性(れいしょう)などの概念に心を惹かれたりするのだと感じています。やはり、夢ではなく「志」なのです。
大愚和尚さんが、日本人が自信を持つ方法について、志を含めたとても大事な法話をされるため、ご紹介いたします。
法話:自信がないあなたへ
(福厳寺:大愚元勝和尚)
●志と夢
・志は、自分のために生きていないという心。武士の心。
・夢は、個人の幸福のみの追求。
●心に指針をつくる
①自分のことについて知る。
②歴史と社会について知る。
③宗教と世界を知る。
●気
・良くなるための鍵は、「気」にある。
参考動画:自信がないあなたへ
考察
私は、志は、他者意識から芽生えることだと解釈しています。私たちは、誰一人、自分だけで生まれてきて、自分だけで育った訳ではないです。縁に恵まれ、誰かにお世話になっています。
身近な他者を守ろうとする意志を持つと、志が芽生えます。自然なことです。
まとめ
base 敵と戦わない
「戦いでは絶対に死んで(負けて)はいけない、相手と友達になる。」境地は見習う必要があります。
経営でも、国の外交でも、絶対に負けてはいけなくて、バランスを保ちながら、継続・発展させることを示唆されているのだと思います。やはり、志は大切です。