こんにちは、パラーツの鈴木です。本日は、「諸行無常という真理から学ぶ」を説明いたします。
はじめに
諸行無常という言葉は、一般的な感覚は、ネガティブに受け取ってしまいがちな言葉です。それは、学校教育の国語の授業で、平家物語の冒頭部分の「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」という部分に、何となく物悲しい感覚を持っているからかもしれません。
諸行無常という言葉の意味は、世の中のあらゆる事象は一瞬たりとも留まることがなく、移り変わり、生まれては消滅するという変化を繰り返しているという、ブッダの教えの根底にある真理のことです。
インドの非常に厳しいカースト制度の中でブッダが見いだした真理ですから、当時としては、この諸行無常は、むしろポジティブな感覚と捉えられていたようです。
新型コロナウイルスによるパンデミックの頃、大愚和尚さんが、肌感覚で知っておくべき真理として説明されていますので、参考にご紹介いたします。
法話:リーダーが肌感覚で知っておくべき「諸行無常」という真理
●諸行無常とは
・84000にものぼる経典に書かれているブッダの教えの根底となっている真理。
・あらゆる事象は、一瞬たりともとどまることがなく死滅に向かって変化し続ける。
●経営とは
・経営とは仏教の言葉。
・経とは経典の経糸(たていと)のことで、経営とは、真理の経糸(たていと)へ向かって、創意工夫という緯糸(よこいと)を絡ませながら、強くて美しい布を長く織っていく営み。
●経営改革をして皆で良くなろう
・会社の経営改革
・人生の経営改革
・日本の経営改革
・世界の経営改革
参考動画:リーダーが肌感覚で知っておくべき「諸行無常」という真理
考察
諸行無常という感覚は、なかなか肌感覚として捉えることが難しいように感じています。
まずは、「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」という物のあわれのような感覚を離れて、意識をして実体験として感じていくことが必要だと感じています。
まとめ
base 本来の経営を意識する
「経とは経典の経糸(たていと)のことで、経営とは、真理の経糸(たていと)へ向かって、創意工夫という緯糸(よこいと)を絡ませながら、強くて美しい布を長く織っていく営み。」
極めて大切な考え方ですので、しっかりと心に受けとめておきたい事柄です。