こんにちは、パラーツの鈴木です。
本日は、最近購入した「禁書で読み解く 失われた日本精神」で感じた日本精神について説明いたします。
まえがき
私が、日本文化を生涯のテーマにしたいと思ったのは、20年程前です。勘が良かったと思っています。しっかりと学んでみると、真価が分かるようになります。
そして、歴史や日本文化が、社会の様々な事情から正当に評価されてこなかったという、その事情の歴史も分かってきます。
私は、様々な方の知見から、日本精神を読み解いて、パラーツなりの解釈したものを基に意味づけをしたいと考えています。少しづつ関連書籍を読みながら、まとめていきます。本日は、先日購入した「禁書で読み解く 失われた日本精神」から私が学んだことを書きます。
禁書で読み解く 失われた日本精神
●「葉隠」で読み解く日本精神
・激烈な死生観を伝えてくれています。
・第二次世界大戦以前は継承されていましたが、あの大戦で断絶され、継承されなくなった「武士道」精神です。
・人間が生まれていくうえで一番大切な美学を伝えてくれています。
●「甲陽軍艦」で読み解く日本精神
・組織の在り方、指導者の心構えなど文武両道の在り方を伝えてくれています。
・指導者が自らの思いを部下たちに伝える大切さを伝えてくれています。
・武田家の最後から学ぶこと。
●「閉ざされた言語空間」と戦後日本
・第二次世界大戦語の言語空間がゆがめられた原因を考える一冊です。
考察
私が生まれたのは1961年で、第二次世界大戦敗戦の1945年から16年後のことです。1955年からの高度経済の6年後ですから、戦後の悲惨な状況から立ち直ろうと急速に発展をしようとしていた頃です。
幼少の頃からを振り返ると、現在よりは日本的な事柄はたくさん残っていましたが、なぜかマイナーに扱われていたように感じます。今思えば、アメリカや西洋への憧れの風潮が強かったように感じます。
なぜか、江戸時代と近代の歴史をしっかり教わった記憶がなく、こうやって、自ら学ぶまでは、江戸時代や第二次世界大戦前は、暗黒の時代のようなイメージで捉えていました。
社会の様々な事情から表面化されていないだけで、優れた書籍がたくさんあるのです。後世の私たちに伝えてくれた先達に感謝しながら、私たちが最大限に活用させて頂いて、その果実を次の世代に渡すべきなのです。
あとがき
base 日本精神に気付こう!
日本は、世界中でたった一国だけ、2000年にわたり皇位が継承されてきた国ですが、初代天皇のお名前や、この2000年の歴史の価値がまったく伝わらない仕組みになってしまっているようです。
自ら情報を取り学ぶことで、根拠のある正しいことが何か?日本精神とは何か?が少しづつ分かるようになると思っています。
参考文献
参考図書 藤井聡×富岡幸一郎×施光恒 禁書で読み解く 失われた日本精神 経営科学出版 2025.08.01
